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2026/06/19

【結果】6月度マンスリー確認テスト〈5年生〉

 

今回の「2026年 6月度マンスリー確認テスト〈5年生〉」の平均点予想について、予想と実際の結果に大きなズレが出てしまいました。



2026年 6月度マンスリー確認テスト <5年生>

受験者数:5836 人

回答者数:206 人

予想平均点 実平均点 乖離
全科 292.9 275.6 -17.3
算数 83.5 74.9 -8.6
国語 88.0 91.8 +3.8
理科 58.0 54.9 -3.1
社会 55.6 54.0 -1.6
予想60ライン 実60ライン 乖離
全科 367.4 354.4 -13.0
算数 112.8 107.7 -5.1
国語 108.6 115.8 +7.2
理科 77.4 73.7 -3.7
社会 74.4 74.0 -0.4



以下の分析は長くなってしまいましたので、お時間と興味のある方だけお読みください。


コースシミュレーター


コース予想のシミュレーターは上記リンクよりご利用ください。



~~分析~~


予想では、


・予想平均:292.9点
・実際の平均:275.6点
・差:+17.3点


となり、実際より17.3点高く予想してしまいました。


今回のズレの中心は、回答者バイアスの補正を約17点浅く見積もってしまったことにあります。


まず、今回のアンケート自己採点データを見ると、全科の自己採点平均は357.3点でした。


シート上では、この自己採点平均に対して、


・アンケート自己採点平均:357.3点
・予想で使われた補正:-64.4点
・予想平均:357.3 - 64.4 = 292.9点


という形で予想していました。


しかし、実際の平均点は275.6点でした。


つまり、実際に必要だった補正は、


・実平均:275.6点
・アンケート自己採点平均:357.3点
・必要だった補正:275.6 - 357.3 = -81.7点


でした。


今回必要だったのは -81.7点の補正だったのに、予想では -64.4点しか補正できていませんでした。


この差である17.3点が、ほぼそのまま今回の平均点予想のズレになっています。


今回の自己採点アンケート206件を集計すると、各科目の平均はおおよそ以下の通りでした。


・算数:106.1 / 150
・国語:105.5 / 150
・理科:72.8 / 100
・社会:72.6 / 100
・全科:357.0点前後


一方で、実際の平均点は275.6点です。


つまり、アンケート回答者の平均は、実際の平均より約81.7点高い集団でした。これはかなり大きい差です。


過去のテストと比べると、今回の特徴がよりはっきりします。


・2026年 3月度復習テスト

 自己採点平均:374.7点
 実平均:292.9点
 必要補正:-81.8点


・2026年 4月度マンスリー確認テスト

 自己採点平均:346.4点
 実平均:277.9点
 必要補正:-68.5点


・2026年 第1回志望校診断SO

 自己採点平均:309.9点
 実平均:268.5点
 必要補正:-41.4点


・2026年 6月度マンスリー確認テスト

 自己採点平均:357.3点
 実平均:275.6点
 必要補正:-81.7点


今回の必要補正は、3月度復習テストの -81.8点とほぼ同じ水準でした。


一方で、今回の予想で使われた補正は -64.4点で、4月度マンスリーの -68.5点に近い値でした。


今回の比較対象は4月度マンスリー確認テストでした。4月度マンスリーでは、


・自己採点平均:346.4点
・実平均:277.9点
・必要補正:-68.5点


でした。


そのため、今回も4月度マンスリーに近い回答者バイアスだと見る形になりました。


しかし実際には、今回のアンケート回答者バイアスは4月よりもかなり強く、3月度復習テスト並みの -81点台の補正が必要でした。


言い換えると、今回は「4月度マンスリーと同じくらいの回答者バイアス」と見ていたものの、実際には「3月度復習テスト並みの強い上澄み回答者バイアス」が発生していた、ということになります。


また、前回差アンケートも今回の予想を難しくした要因の一つです。


今回の前回差アンケートでは、有効回答193件の平均が +11.0点、中央値も +10.5点でした。


つまり、アンケート回答者の中では「4月より今回の方が点が上がった」と感じている方が多かったことになります。


しかし、実際の平均点を見ると、


・4月度マンスリー実平均:277.9点
・6月度マンスリー実平均:275.6点


で、全体平均はむしろ -2.3点下がっています。


つまり、今回のアンケート回答者層では「前回より上がった」人が多かった一方で、受験者全体では平均が下がっていました。


このことからも、今回アンケートに入ってきた層は、全体よりかなり好調側に偏っていたと考えられます。


一方で、標準偏差については、平均点ほど大きく外れたわけではありませんでした。


・予想標準偏差:74.5
・実際の標準偏差:78.8
・差:-4.3


平均点は17.3点高く予想してしまいましたが、標準偏差のズレは4.3程度でした。


シート上では、


・自己採点SD:46.8
・拡大係数:1.593
・予想SD:74.5


という形になっていました。


実際に必要だった係数は、


・78.8 / 46.8 = 1.684


でした。


つまり、標準偏差については、分布の広がりをやや小さく見積もったものの、大きく外したというよりは、少し控えめに出たという評価です。


今回の本質的なズレは、標準偏差よりも平均点の補正にあります。


さらに、アンケートのコメントを見ると、理科・社会・算数に関する難化コメントが目立ちました。


特に、


・理科が難しい
・バネが難しい
・時間が足りない
・社会が難しい
・算数のミスが多い
・規則性で苦戦した


といった声が多く見られました。


ただし、回答者平均を見ると、理科や社会も含めてかなり高い点数になっています。


つまり、アンケート回答者の中には「難しかった」と感じつつも、実際にはかなり点を取れている層が多かったと考えられます。


一方で、公式平均は275.6点と低めに出ました。


そのため、今回のテストは、上位層や自己採点を投稿してくださった層はある程度取れていたものの、全体では中位〜下位の層が大きく崩れたタイプのテストだった可能性があります。


このようなテストでは、自己採点アンケートから平均点を予想すると、高く出やすくなります。


今回の予想が外れた理由をまとめると、


・アンケート回答者の自己採点平均が357.3点と高かった
・実平均との差が約81.7点あり、回答者バイアスがかなり大きかった
・予想ではその補正を -64.4点と見ていた
・結果として、補正が約17.3点足りなかった
・前回差アンケートでは「前回より上がった」回答が多かったが、実際の全体平均は前回より下がっていた
・上位層・投稿層は取れていた一方で、全体では中位〜下位が崩れた可能性がある


ということになります。


今回は、予想平均292.9点に対して実平均275.6点となり、かなり高く予想してしまいました。


平均点予想を参考にしてくださった方には、申し訳ありませんでした。


自己採点アンケートにご協力いただいた皆さまには、毎回とても感謝しています。

今回も206件もの回答をいただき、非常に貴重なデータになりました。


今後のテストでも、結果が出るまでの間に少しでも目安になるよう、引き続き予想を出していく予定です。


もちろん、自己採点アンケートをもとにした予想である以上、今回のように回答者層の偏りやテストの性質によって外れることもあります。

特に、今回のように投稿層と全体の平均との差が大きく開くケースでは、予想が高めに出る可能性があります。


それでも、テスト後から結果発表までの間に、少しでも状況を整理する材料になればと思っています。


改めて、今回の予想が大きく外れてしまったことをお詫びします。


アンケートにご協力くださった皆さま、予想を見てくださった皆さま、ありがとうございました。次回以降のテストでも、引き続きよろしくお願いいたします。