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2026/04/09

【中学受験】説明会&学校見学でのチェックポイント

 

いよいよ説明会や校内見学、オープンキャンパスのシーズンがやってきますね。

「まだ先のこと」と思いがちですが、中学受験生にとって、この時期の動き方がのちのちの明暗を分けます。

今回は「学校選びの戦略」と「説明会で確認しておくべきポイント」をまとめました。

どなたかの参考になれば幸いです。


1. 「4・5年生」のうちに見に行くべき


「子供を連れて行けるのは5年生まで」なので、これは必須です。

  • 6年生のリアル: 新6年からは土曜日は「土特」、文化祭シーズン(9月〜)の日曜日は「SS特訓」が始まります。
    土日はほぼ塾で埋まるスケジュールになり、熱望校に土曜の授業前(午前中)に駆け込むのが精一杯...というのが現実です。

  • 1年後の後悔: 4年生でも5年生でも「今は時間がなくて大変」と思うものですが、1年経つと必ず「去年はまだ時間があったな……」となります。


4年生までは偏差値を一切気にせず、自宅から通える範囲の学校は極力見に行くのがオススメです。


5年生では、前年の記憶を上書きしに、候補校をもう1度見に行く。このスケジュール感が理想です。

4年生までに思うように学校見学が進んでいない場合は、5年生ならまだ間に合います!

1度も見に行ったこともない学校に入学することになる事態は避けたいところです。


武蔵・麻布・栄東のように1学期に文化祭を行う学校も一部ありますので、そろそろリサーチを始めるといいと思います。




2. 親がふるいにかける


サピの保護者会でも言われることがありますが、「親が先に説明会に行き、合わないと思った学校は子供に見せない」という選択肢はありだと思います。


  • 最悪のシナリオ: 親は「ここは進学実績が不安」、子は「校舎が綺麗だからここが良い!」などと、志望校選びで揉めるのが一番のストレスになります。

  • 親が先に: 親だけがまず説明会に行き、教育方針や雰囲気、出口(進学実績)を確認して「ここなら通わせてもいい」と思える学校だけを、後日子供にプレゼンする。これが家庭の平和を守るコツかもしれません。
    (※子供の意思を100%尊重したい場合は不要です!)




3. 説明会で確認すべきこと


パンフレットには最低限のことしか書いてありません。

先生に質問できる機会があれば、ぜひ「もしもの時」の話を聞いてみてください。


  • 落ちこぼれへのフォロー体制: 「定期考査で振るわなかった生徒への補講はあるか?」「ミニテストや再テストの頻度は?」など、手厚さを確認してみると見えてくるものがあると思います。

  • 高校への進学条件と留年: 特に大学附属校(早慶など)は要注意です。
    中学から留年者を出す学校もあり、慶應などでは中1入学時に「1年先輩(留年生)」が学年に数人いる……なんて話も。
    赤点1つでアウトなのか、救済措置はあるのか、高校進学出来ない子は例年いるのか、踏み込んで聞いておきたいポイントです。

  • 留学プログラム: 「留学制度あり」とあっても、実際は「成績上位者のみ」や「抽選」で数名だけという場合もあります。
    興味がある場合は、参加条件をしっかり確認しておきましょう。

  • いじめがあった場合の対処:「いじめはありますか?」と聞いても「ありません」と答える学校があったら、正直あまり信用できません。
    思春期の子が集まれば、小さなトラブルは必ず起きるものだと思います。
    いじめはないに越したことはありませんが、いじめがない学校を探すことは不可能なので、いじめがあったときに「学校がどう動くか」が重要です。
     「過去にトラブルがあった際、どのようなフローで解決したか」「定期的なアンケートはあるか」「スクールカウンセラーとの連携は?」など、具体的な危機管理体制を確認するといいと思います。
    曖昧に濁さず、誠実に答えてくれる学校は信頼できます。
    中には「発覚、確定した時点で、いじめた側は即退学」と断言した学校もありました。



4. 親の負担


学校生活を支える親側の事情も、無視できないポイントです。

  • PTA活動: 「私立はやりたい人が多いからすぐ決まる」という説もありますし、実際にはそのような学校が多いようですが、今は共働き家庭も多く、なかなか決まらずに難航する学校もあるそうです。

  • 附属校ならではの雰囲気: 附属の幼稚園・小学校がある学校の場合、親同士の結束がすでに固まっていることも多いです。
    「親子でお出かけ」といった習慣がある場合、後からその輪に入るのが難しく、子供だけで遊びに行くのは問題なくても、「幼稚園の頃から毎年恒例の○○」(BBQや旅行など)のような場には誘われず子供が疎外感を、なんて声も。
    子供自身がそういったものを気にするタイプかによりますが、気にしそうな場合は、先生や在校生保護者の様子から感じ取ってみてください。



おわりに


テキスト管理と勉強に追われる毎日ですが、学校見学は「このために頑張っているんだ」という親子共通の目標を見つける大切な機会だと思います。


自身も試行錯誤の連続ですが、子供が笑顔で過ごせるような学校を見つけられたらいいなと思っています。


文化祭や校内見学で見るべきポイントも書きたかったのですが、長くなってしまったので次回にしようと思います。


2026/04/06

SAPIX「5年前期の注意点!」

 

ついに「新」が外れた5年生が始まりました。

いよいよ受験学年へ向けて、学習のギアが一段上がる時期になりました。

SAPIXから配布される前期のスケジュールは手元にあるものの、授業やテスト日のみの記載な